子どもは「元気」

私の子どもの通っていた保育園には、ジッと先生の話しを聞くことができないお子様がいらっしゃいました。お母さんは初めての子どもだったようで、とても悩んでいたことを後から知りました。通っていた保育園がお勉強に力を入れる方針だったこともあり、小学生になる前に机と椅子に座ることに慣れるためにお部屋でお勉強スタイルという保育園。うちの子も落ち着きがないタイプのため悩みました。お友達とのトラブルも多々ありました。けれど我が子は保育参観に行くとちゃんと座って先生の話しを聞けていたんです。嬉しかったです。けれど、多動性障害のお子様は先生の話しを聞くなんて、とてもじゃありません。とにかく座れないんです。1分も座れず立ち上がっては先生のところへ行き気になること、自分のしたいことを話し始めます。保育参観に来ているお母さんの様子がソワソワして落ち込んだ様子の顔が忘れられません。

子どもといえば「元気」というイメージでいたので、部屋の中を駆け回る姿を見ても『当たり前」の光景に思えていました。けれど、この多動性障害という病気を知ってからは自分自身がすごく気になるようになりました。「あれ?この子はもしかして?」と変に勘ぐるようになってしまいました。昔はインターネットの普及や教育書などもない中で子育てをしてこられたお母さん方にとっては、ただの(落ち着きがない子)で済んでいたはずの子が、今の時代は落ち着きがなかったり、部屋を駆け回ったり、先生の話しを真面目に聞けていない姿を見ると、すぐにその様な病気なんじゃないか?という感覚に陥るお母さんが多くいるのです。私もその1人だなと思います。それが良いのか悪いのか、すぐに自分の子どものこともインターネットで調べては不安になったら、葛藤したりの繰り返しです。親が子を信じる力が今の時代は足りないのかもしれません。
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