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子供の貧困

豊かに見える日本でも、子供の貧困が、昨今の深刻な問題となっています。
【親の世帯収入が多い→学校外教育を多く経験→収入の良い職業に就ける】実態調査が挙がっている。
そして、悲しいことだが、
【親の世帯収入が少ない→学校外教育を受けにくい→進学率が低く、就職先選びも困難になる】という状況が現れ、これは、子供が親世代になった時にも連鎖を起こすと言われている。

そんな状況に今は無縁という方もそうでない方もこの実態は気に留めておいた方がよさそうです。
 支払う意思があっても給食費が払えない。修学旅行費用の捻出がどうしてもできない。コンビニで買った夕飯を子供が一人で食べている。

給食を主食としているため、夏休みに痩せてしまう子供。等、噂では聞いていたものの、実際にそういう場面に出くわしてしまうと、どうしたものかと考えてしまいます。

しかし、そのような子供達も裕福な家庭の子供も大量生産の同じ洋服を着て、親は、携帯電話を持ち、一見しただけでは、その暮らしぶりはヴェールに隠されているように見えます。

生活保護の設定枠が厳しくなり、そういう状況が周囲とのコミュニケーションを遮断し対人恐怖が生じて、手厚く用意されている社会保障制度を使えないでいる。もしかしたら、突然、勤め先が破綻してしまったり、大黒柱が病に倒れる。

充てにしていた両親に借金があったりと予想外事態が自分に襲う。なかには親の性格や生活パターンが貧困を生んでしまうケースもあるようでその根本を排除するには一筋縄ではいかないでしょう。

 子供は、親と家庭の収入を選べません。お金で幸せは買えないと言いますが、生きていくには、最低限の情報と知識を得る為のお金は必要です。

ご近所や社会の包容力がなくなっているような世の中で、周りで起こっている事実に自分に何ができるか考えることは、子供たちの未来と連鎖を変える手掛かりかもしれません。
 子供が300円でおなかいっぱい食べれる【こども食堂】があるとTVで紹介されていました。経済的な理由であったり一人で夕飯を食べなくてはならない環境の子供が、温かい夕飯を作ってくれたボランティアのおばちゃん達や同じ環境の子供達と皆で夕飯をとっている光景が映し出されていました。そして、そこには子供達の笑顔と会話が溢れていました。

 周りをよく見回してみると、見えていなかった現実が見えて、私達ができることも身近に潜んでいる気がします。まずは、そういう実態の存在を知ることが初めの1歩になるかもしれません。